ご覧いただきありがとうございます。2024年6月15日に、YouTubeチャンネル「パットニュースチャンネル」にて投稿しました動画のテキストバージョンです。動画はこちらです。聞き取りづらい部分もあったかと思いますので、ぜひこの記事もご覧ください。
(情報は、2024年6月15日時点のものです。ご了承ください。)
G7サミット
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13日に開幕したG7は2日目を迎えました。
2日目は主に中国への対応やAIの規制について議論しました。中国は、東シナ・南シナ海で威圧的行動を強めています。中国を牽制してインド太平洋地域の平和と安定を目指しています。
また中国政府は自国企業に多額の補助金を出し、電気自動車などの製品を安価に大量に生産させています。このような過剰生産は健全な自由競争環境を害するとして、G7各国は警戒を強めています。
さらにAI関連では、昨年の広島サミットで合意した包括的ルールである「広島AIプロセス」の重要性を再確認しました。
そしてG7サミットに初めて出席したローマ教皇も、AIの軍事利用に対し懸念を表明しました。
日銀金融政策決定会合
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日銀の金融政策決定会合が14日開かれました。
日銀は国債の購入を減額していくということです。
そもそも国債が購入されると、長期金利は低くなると言われています。まぜなら、国債の購入という買い手の圧力が高まると、国債の価格が上昇し、国債発行時に設定された利子が実質的に減少し、利率が下がるからです。このことを利用し、これまで日銀は国債を購入し、長期金利を低く抑えてきました。
しかし今回、長期金利が自由に形成されることを狙い、国債の購入を減らす方針となりました。次回の7月会合で、国債保有残高を減らしていく「量的引き締め」の具体策を示すとのことです。もし国債購入が減額されると、長期金利が上昇し、住宅ローンや企業の借り入れの際の利率が上昇することになり、負担が大きくなる可能性があります。また一方長期金利が上昇することで、物価低下・円高に振れる可能性もあります。今後に注目です。
キリン、ファンケルを買収
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酒類(しゅるい)などを販売する大手キリンが、健康食品大手のファンケルを買収し、完全子会社化することが分かりました。
両社は2019年に資本業務提携を結んでいましたが、今回の完全子会社化で、より一層意思決定の迅速化をはかるとみられます。キリンは主力商品の酒類産業が健康志向の高まりなどで低調であり、今回健康関連産業の拡大を目指します。
株式公開買い付け(TOB)価格は2690円です。
スポーツ
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バレーボール女子日本代表が、パリオリンピック出場を決めました。
昨日のカナダ戦後には、オリンピックへの切符は持ち越しとされていましたが、その後ポイントを再計算したところ、オリンピックが決定したということです。日本選手の躍動に期待しましょう。
その他の話題
・国が10兆円規模の基金を活用して財政支援する、「国際卓越研究大学」に、東北大学が正式に認定されました。今後、世界水準での研究力を目指すとともに、日本の大学の改革を先導したいということです。
・ニコニコ動画がサイバー攻撃を受けた問題で、出版大手のKADOKAWAは復旧に1か月ほどかかるとの見通しを発表しました。
・トラックやバスなどの運転に必要な大型免許などにオートマチック車限定免許が導入されることになりました。これにより、バスの運転手などの増加が見込めるということです。
最後までご覧いただきありがとうございました。ぜひパットニュースチャンネルの登録をよろしくお願いいたします。